こんにちは!サムシング・ブルーの篠藤です。
婚活が順調に進み、「この人となら」と感じる瞬間は、何物にも代えがたい喜びですよね。一緒に過ごす時間が楽しく、心が近づくほどに、次の段階を意識する方も多いでしょう。
けれど、その”距離の詰め方”を誤ると、せっかく育ち始めたご縁が壊れてしまうこともあります。
今日は、22年間仲人として数百組のカップルを見届けてきた私が、「婚前交渉はOKなのか?」という、少し聞きづらいけれど誰もが気になるテーマについて、実際の経験と心理的な視点を交えてお話ししたいと思います。
真剣な婚活をされている皆さまにとって、きっと役立つ情報となるはずです。どうぞ最後までお付き合いください。
婚前交渉が問題になる理由とは?
結婚前提だからこその慎重さが必要
まず大前提として、結婚相談所での交際は「恋人探し」ではなく「結婚相手探し」です。
この違いはとても大きく、一般的な恋愛とは目的がまったく異なります。
恋人同士は、感情のままに恋を楽しむことが目的かもしれませんが、
相談所での交際は、「生涯を共にできる相手かどうか」を確かめるプロセスです。
だからこそ、身体の関係を持つことは、誤解や混乱を生みやすいのです。
片方は「もう結婚を前提に動いている」と感じ、もう一方は「まだ気持ちを確かめたい」と思っている。
この温度差が、信頼関係を一気に崩してしまうこともあります。
「真剣交際に入ったから大丈夫」「お互いに好意があるから問題ない」と考える方もいますが、実はこの「真剣交際期」こそが、一番慎重でいてほしい時期なのです。
感情が高まるからこそ、判断が甘くなりやすく、関係のバランスを見失ってしまう。
それを防ぐためにも、「順番を守る」ことはとても大切です。
結婚は、信頼と尊重の上に成り立つもの。
焦らず、互いの価値観や人柄を見極める時間を持つことこそ、長続きする結婚への第一歩です。
トラブルや価値観のズレが起こりやすい
婚前交渉に対する考え方は人によって違います。
「結婚を意識しているなら自然な流れ」と感じる人もいれば、
「正式に婚約するまでは控えたい」と考える人もいます。
この価値観の違いが、トラブルのもとになることが少なくありません。
「どこまでがOKなのか」という基準も人それぞれで、
その線引きが一致していないまま関係を進めてしまうと、
どちらかが「裏切られた」と感じてしまうことがあります。
私はこれまで多くのカップルを見てきましたが、
早い段階で身体の関係を持ったことで関係がぎくしゃくし、
お互いを大切に思っていたのに破局してしまったケースもありました。(事後報告だった)
結婚相談所で出会った二人が信頼を深めるためには、
まずは「心の距離」を丁寧に育てること。
身体よりも心を先に通わせることで、関係は確実に強くなります。
結婚相談所での婚前交渉に関するルールと注意点
多くの相談所が定める禁止事項とは?
多くの結婚相談所では、婚前交渉を「禁止事項」としています。
それは道徳的な理由ではなく、トラブルを未然に防ぎ、
会員の皆さんを守るための「安心の仕組み」として定められているものです。
例えば、宿泊を伴う旅行やお泊まり、婚前交渉などは避けるよう明記されており、
交際中にそうした行為が発覚すると、場合によっては退会対象になることもあります。
それほどまでに、結婚相談所の世界では「誠実さ」が重視されているのです。
サムシングブルーでも、「お互いの信頼が確立するまでは慎重に」というスタンスを大切にしています。
関係が深まることを焦るよりも、心を通わせてから行動するほうが、
結果的に結婚までの道のりがスムーズになります。
プラトニックな関係を守ることは、我慢ではなく信頼の証です。
「自分を大切にしてくれる人かどうか」は、この期間に自然と見えてくるもの。
そして、それを守れる人こそが、本当に信頼できるパートナーなのです。
相談所によって異なる対応方針
ただし、婚前交渉への対応方針は相談所によって異なります。
「成婚退会までは一貫して禁止」だとは思いますが(サムシング・ブルーはこちら)
「真剣交際以降は本人同士の判断に任せる」という相談所もあると聞いたことがあります。
たとえどんなルールであっても、
「相手がどう感じているか」を置き去りにしてはいけません。
交際のスピードは人それぞれ。
早く進みたい人もいれば、時間をかけて信頼を築きたい人もいます。
サムシング・ブルーでは、お互いの気持ちを尊重しながら、
心のタイミングが自然に一致していくプロセスを何よりも大切にしています。
もし迷いや不安が生まれたら、その時こそ仲人にご相談ください。
仲人はあなたの味方として、客観的な視点から状況を整理し、
「ふたりが無理をせず心地よく進める距離感」を一緒に見つけていきます。
信頼関係を築くための健全なステップとは
結婚相談所でのお付き合いがプラトニックであることには、深い意味があります。
恋愛感情が高まると、人はどうしても「この人しかいない」と思い込みがちになりますが、 身体の関係を持つことで脳内に「快楽ホルモン」が分泌され、冷静な判断がしづらくなるのです。
これは、心理学的にも科学的にも証明されています。
一時的な高揚感によって、相性が合わなくても「好き」と錯覚してしまう。。。
そんな現象を、私は現場で何度も見てきました。
だからこそ、最初の3ヶ月をプラトニックに過ごすことはとても重要です。
心を通わせる期間を丁寧に取ることで、
相手の人柄や価値観、思いやりの深さがしっかりと見えてきます。
「心の相性」を確かめた上で結ばれた関係は、驚くほど安定します。
相手との距離感を丁寧に調整する
恋愛において大切なのは、スピードではなくバランスです。
「もっと近づきたい」と思ったときこそ、立ち止まって、相手の気持ちを想像してみてください。
急ぎすぎれば誤解を招き、慎重すぎれば心の距離が遠のく。。。
この微妙なバランスを取るには、「言葉で伝える」ことが何より大切です。
たとえば、「手をつないでもいい?」と聞ける関係は、
相手を尊重し合えている証拠です。
小さな確認ができる二人は、信頼の基盤がしっかりしている。
その積み重ねこそが、結婚後の穏やかな関係を築いていく力になります。
不安な場合は仲人に正直に相談しよう
婚活中は誰でも心が揺れる瞬間があります。
「相手を嫌な気持ちにさせたくない」
「でも、自分のペースも大事にしたい」
そう感じたときは、迷わず仲人を頼ってください。
私は22年間、多くの方の恋愛の悩みを聞いてきました。
誰かに話すことで整理できること、安心できることがたくさんあります。
「こんなこと話していいのかな」と思うようなことこそ、話してほしいのです。
仲人は、あなたを守る存在です。
どんな時も味方であり、支えるパートナーでもあります。
不安や戸惑いを抱えたまま進むよりも、
早い段階で声をかけてくれた方が、確実に良い方向へ進んでいきます。
あなたの誠実さが試される
婚前交渉を避けることは、我慢ではなく「誠実さの表現」です。
「大切だからこそ、焦らない」「信じているから、待てる」
その姿勢こそが、相手にとって最も深い愛情の証になります。
結婚は心も体も安心できる関係の延長にあります。
焦らずゆっくりと信頼を積み重ねていけば、自然とタイミングは訪れます。
「3ヶ月のプラトニック期間」は、あなたの未来をつくるための大切な準備期間。
この時間を丁寧に過ごした方ほど、結婚後に穏やかで温かい家庭を築いています。
サムシングブルーでは、
「心を育てる婚活」「信頼から始まる愛」を大切にしています。
あなたのペースで、あなたらしく、安心できる愛を育てていきましょう。
「大切にされる恋をしたい」
「本当に信頼できる人と出会いたい」
そんなあなたの思いに、私たちは全力で寄り添います。
焦らず、誠実に。
あなたの未来の幸せを、一緒に育てていきましょう。
\篠藤の真剣カウンセリングを受けたい方はこちらからどうぞ☟/
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