最近、「事実婚」という言葉をよく耳にしますよね。
「従来の結婚した夫婦のような生活を送るけれども、婚姻届けは提出していない」
このような特徴の事実婚に対する世間の評価は未だ好ましくないようです。
今回は、事実婚についてお伝えします。
まず、事実婚を選択するカップルの理由としては、夫婦別姓を希望していたり、相続が理由とされる親族からの入籍に対する反対があったりするのです。
また、従来の結婚では家と家のつながりが重視されていましたが、事実婚では個人でのつながりが重視されます。従来の結婚では、嫁としての立場に縛られてしまったり、日本のしきたりとして、夫に対して強気の発言ができなくなってしまうことがあったりしますよね。
けれども、事実婚では、法的に縛るものは何もなく、戸籍上にもつながりがないため、それらのようなことが起きません。これを事実婚の理由とする人も居るようです。
日本では事実婚をしたカップルに対する法整備が整っておらず、法的な夫婦との待遇の差が発生してしまいます。それよりも事実婚によって得られるカップルへのメリットがあるなら、事実婚も一つの選択ではないでしょうか。