返報性(へんぽうせい)の原理とは「人は相手の好意を無駄にできない。恩は返したい。」ということです。
今回の心理テクニックは「返報性の原理」というものです。
人は人から好意を示されると、その好意にお返ししなければならないという心理が働くというものです。
しかしながら、相手に好意を示せばよいというものではないことを知っておいてください。
恩着せがましくなると逆に嫌われてしまうので、程よく好意を見せる程度が望ましいです。
この心理テクニックを使う際の注意点は、あくまでもさりげない気配りの精神が大事で、必ずお返しがあるはずだというような気持ちで相手に接するのはやめましょう。
下心というものは、相手は意外と感じ取ってしまっているものです。
また返ってきた好意に対し、過剰に乗っかってしまったり、逆にその好意を突き放してしまったりするようなことは控えなければなりません。
あくまでも自然な気配り、自然な受け答えが一番大切なのです。
普段からこの心理テクニックを心がけることで、恋愛のみならず、よりよい人間関係の構築にも繋がりますので、ぜひ参考にしてみてください。