結婚相談所では、複数人同時に仮交際をすることが認められており、3〜4回のデートを経て交際相手を一人に絞り、真剣交際へと移行していきます。この際、お相手が一人の場合は悩むことはないのですが、複数人と同時交際をしている場合はとても頭を悩ますことでしょう。
悩んでいるうちに、いつのまにか何を基準にお付き合いを進めていくべきか分からなくなってしまい、自分を見失う方もいます。今回は、その様なシチュエーションの時に参考になればと思い書いていきます。真剣交際間近の方は特に必見の内容ですので、ぜひ読んでください。
結婚したい理由を思い返す
まずは初心に帰って、なぜ結婚したいのかを思い返してみましょう。
「子供が欲しい」「毎日家族と食卓を囲みたい」など様々な想いをお持ちかと思いますが、婚活を続けているうちに、その想いが二の次になってしまうことがあります。
いつの間にか結婚そのものが目的となってしまってはいないでしょうか?
はやく婚活を終わらせて楽になりたいという想いから、流されるように真剣交際へ進んでしまう方もいらっしゃいます。結婚相談所に入会した時はどの様な想いだったのか思い出してみましょう。プロフィールにある結婚後の家族像について記載している部分があれば、それを見返してみても良いです。
そうすることで、あなたが結婚して最も実現したいことが見えてきます。
具体的にイメージする
結婚したい理由を思い出したら、次はより具体的にイメージしてみましょう。
先の「毎日家族と食卓を囲みたい」を例として考えてみます。場所はどこで、子供は何人か、住まいは持ち家か賃貸か、家族はどのような会話をしているか、などなどです。具体的にイメージしてみましょう。
イメージ:場所→茨城、子供→3人、住まい→持ち家、家族の会話→共通の趣味の話
この場合、場所が茨城県で持ち家を希望なので、都会住まいを希望されたり、茨城県に抵抗がある方は難しいです。また、子供が3人欲しいのなら、比較的若く、子供を希望している女性を選ばざるを得ないでしょう。会話に関しては、あらかじめ共通の趣味があればなお良いです。
と、言った感じで、「毎日食卓を囲みたい」の言葉の中にも、具体的にイメージをすると人それぞれの理想は違いますよね。今お付き合いしている方が数名いる場合は、よりイメージできる方が良いかもしれません。
なぜ迷っているかを考える
そもそも、なぜ迷っているのでしょうか?
もちろん人それぞれ個性があるので、惹かれる部分は違うと思います。迷うと言うことは、良い部分と気になる部分があり、それぞれ決め手に欠けているのでしょう。
そんな時は、お相手に惹かれている部分と気になる部分をなるべく具体的に紙に書き出しましょう。
そして、先にイメージしていた結婚したい理由と照らし合わせてみるのです。もしかしたら全然イメージと違うところでお相手に惹かれているかもしれません。本当にあなたが求めている方はどちらなのか、客観的な目で考えてみます。
自分自身と向き合う
ここまでお相手が複数人いた場合に考えることを書いてきましたが、最後は自分自身としっかり向き合いましょう。結婚相手は条件で選ぶことも大事ですが、人間は感情の生き物です。
最後は皆本能的なところで決めていきます。
ここまで全て条件が整っていても、お相手のことが好きになれない場合はオススメしません。逆に、条件があまり揃っていなくても、この人とならどんな困難でも乗り越えられる、と言った感情を抱かせてくれる方となら、多少の条件の不一致には目を瞑り結婚しても全然良いと思います。
最後はあなたの判断です。自分自身としっかり向き合いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?真剣交際に進まれる方はほとんどの場合において結婚に至ります。
それは、真剣交際に進む前にしっかりとお相手のこと、自分のことについて考えてから決めているからです。
仮交際までは何となくでお付き合いするのは問題ありませんが、真剣交際に進もうとされている方はよく考え、後悔のない選択をしていきましょう。