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恋人を選ぶとなったとき、その人を判断するポイントというのは本当に様々です。結婚相手ともなれば、そのポイントは変化し多様になります。
その中でも「沈黙が心地よいかどうか」は非常に重要なポイントです。

恋愛感情というのは、非言語的コミュニケーションのみならず、言葉のコミュニケーションにも反映されます。人というのは友人関係でも恋愛関係でも、好意を感じる相手ほど対話が多くなります。自分のことを人に話す現象を心理学では自己開示と呼びますが、恋愛関係にある人は、恋人に多くの自己開示をすることが知られているのです。

だったら、より多くを話せる相手を選べばいい、というわけではありません。
というのも、恋人関係から夫婦という関係へと発展すると、他人と一緒にいるときよりも沈黙が多くなり、二人が同時に話すことも少なくなるのです。
つまり、コミュニケーションと親密さの関係は、恋人同士と夫婦間では異なってくるのです。親密さを高めなくてはいけない時期と、お互いの信頼関係が成立し親密さもある程度保証された段階では、コミュニケーションの意味は変わってくるのですね。

いかがでしたでしょうか?
次回もこのテーマに関してお話ししようと思います。