お見合いでは、よく「価値観の違いを感じた」という理由でお断りする方がいらっしゃいます。もちろん人それぞれ価値観があり、考え方は千差万別なので、お断りの理由としては至極真っ当な理由に感じます。
しかし、よくよく考えてみましょう。出会ったばかりの人同士が価値観について理解し合うなどできるのでしょうか?多少はお相手の人となりがわかるかもしれません。しかし、お見合いでは通常1時間程度しかお話ししないですし、趣味や地元の話など当たり障りのない話題が中心です。実際に、価値観の違いでお断りする方はとても多いですが、具体的にどこに価値観の違いを感じたのかを明確に言える方は稀です。
そう「価値観の違い」は、お断り文句としてよく使われますが、実際の理由は他にあることが多いのです。
今回は「価値観の違い」という理由でお断りされることが多い方に向けて、その理由と対策について書いていきます。ぜひ参考にしてください。
価値観とは
そもそも価値観とはなんなのでしょうか?
文字にすると「物事に対する個人の考え方」のことですが、具体性がなくとても漠然としてますよね。お見合いで感じる「価値観の違い」とは「何となく合わない気がするなぁ」というぼんやりとした気持ちであるといえます。
そんな価値観ですが、出会ったばかりどころか、結婚して数年経ってもパートナーとの価値観の違いに驚かされることはたくさんあります。しかし、それでパートナーのことが嫌になるかといえばそうではありません。むしろお互いの価値観の違いを認識したうえで、大切にしようと考えることがほとんどです。
価値観が違う=NG ではないのです。
もちろんNGの場合もありますが、それは何度かお会いしてお相手のことが少しずつ見え始め、具体的に合わない部分が明確になった頃に分かることです。先に書いたお見合いのたった1時間で分かる価値観など、たかだかしれています。
価値観の違いを感じるワケ
では、価値観の違いを感じる理由はなんなのでしょうか?それは、
お見合いが楽しくなかった、からです。
先に書いた様に、価値観の違いを感じた=何となく合わないと思った、でも成り立ちます。
それを感じた具体的なことは本人にも分からないものの、いざお見合いが終わり、全体として以下の様なネガティブな感想を抱いてしまうと、それは「価値観が違うと思った」となってしまうわけです。例えば、
- 楽しくなかった
- 疲れた(終始緊張した)
- 長く感じた(沈黙が続いた)
などです。逆にいえば、これさえ対策すればお見合いの突破率はグンと上がります。
対策
では、具体的な対策を考えてみましょう。まず変えるべきは、
人それぞれ価値観は違うので、価値観の違いでお断りされてもしょうがない、と割り切って何も対策しない姿勢です。
原因は必ずお見合いでの会話にあります。そこを疑うことから始めましょう。とは言っても、特別なことは何もありません。他の記事でも書いている通り、お相手への印象アップを第一に考えてお見合いに臨むことです。
↓お見合い前に必要なアイスブレイク
↓お見合いで好印象を与える人の特徴
まとめ
いかがでしたでしょうか?
価値観の違いでお断りされた時は釈然としないと思います。また、具体性がないため対策も立てにくいです。しかし、自分を受け入れ基本を大切にお見合いに臨むことができれば、きっとお見合いの突破率は高くなります。参考にしていただけると嬉しいです。